Sunday, March 29, 2009

日経「春秋」とETC1,000円効果。

今日の日経新聞の「春秋」は久しぶりに我が意を得た内容でした。
北海道に着目した内容。開拓者精神・道産子精神の担い手に学ぶ点は多いとの内容。
ニトリや伊達市、道東の観光客増が題材でした。

観光という面では、高知もニイガタも北海道に学ぶべき点は非常に多いと思います。
もてなす心だけは高知も負けてないと思いますが、ハード面とマーケティング面ではどうしても劣ります。
「変わる」スピード感が全く違います。10年ぶりに北海道に行った際、道路や町並みがどんどん進化しているのに驚きました。
北海道という地域ブランドイメージも良いですね。食べ物、アウトドア、道産子などなど。
食べ物、アウトドアでは高知も負けていないとは思いますが、規模が違います。ただ、高知でも美味しい食材(土佐ジローや文旦、地鶏にトマトなど)とアウトドア(四万十川や鏡川、お遍路さんも幅広くとらえれば)は誇るべきものがあります。

そこでETC1,000円導入が契機となります。
昨日も今日も利用(今日は瀬戸大橋渡りました)しましたが、以前に比べると往復料金で14,000円程度違います。なんせ往復4,000円+ガソリン代ですから。
明らかに高知道も5割増の通行量。日曜市に向かっているのでしょうか。
しかし全国でも有数の交通量増加先は香川でした。うどんにこんぴらさん。
帰りに四国から本州に向かう車のナンバーを見ながら走ると、半分は岡山ナンバーと福山ナンバーで占められます。日帰り圏の人たちです。もともとTV番組も岡山と香川は同じ。完全に瀬戸内がつながったという印象です。大阪から神戸に行く感覚で、岡山から香川に行けるようになりました。

ETCが1,000円で走れるのは片道。途中下車無効です。
つまり、香川で降りたら日帰りで高知にはやって来ない可能性が高いです。
本当は四国内は一日1,000円で乗り放題という内容が一番ふさわしいのですが、そこまで国家予算は出ないでしょう。
高知は桜が満開です。アウトドアシーズンが間もなく始まります。
是非高知に来てください。前にも言いましたが、友人限定で宿は提供いたします(笑)

2 comments:

mkt said...

北海道の最大の弱点は,
「官依存体質」という点ですね。

せっかく北海道ブランドと言ってもらえるのに,
地元民があまりそれを意識しないので,
新しビジネスモデルを立ち上げたりする発想に乏しかったりします...。

かたさま said...

こんばんは。

確かにいわゆる「道民」は北海道ブランドを意識していないですね。素晴らしい場所やモノが多いのに。。

日ハムで満足しているわけではないでしょうが(笑)