Sunday, September 13, 2009

誰に向けての文章ですか?

日頃の仕事の疲れを取りながらも、2次試験の勉強に取り掛かってます。
今日も何回昼寝?したかな。
やっと頭が働く状態になったのは15時過ぎでした。
起きたのも10時前だったし。早起きの自分としては珍しいです。

改めて通信添削された答案と、模範解答の違いを見比べてみました。
今となっては恥ずかしい文章が多いです。
例えば、「A社の営業担当者が販売先にきめ細かく対応するために、営業意識面の具体的な改善策を提案せよ」という問題があったとします。
自分の解答は、
「○○の業界は成長業態であり、今後取引を強化すべきであることを社内で意識統一を図る」でした。

この文章を改めて読み返すと、本当に恥ずかしいです。
まず、社長が答案作成者の診断士の自分に相談しており、A社の営業担当者向けに提案を求められている視点が抜けています。
書き出しは、
「営業担当者をはじめ全社員に」にすべきです。
次に、意識統一を図るだけで営業意識が目に見える形で変わるでしょうか?具体策の解答ではありません。
「経営理念を周知徹底し、定期的に能力開発を行うことにより、顧客サポートの重要性を理解させる」となるはずです。
模範解答は、意識しているのでしょうが
「誰に」「何を」「どのように」が整理したうえで簡潔に盛り込まれています。
自分の解答は文章になってないですね。
ターゲットが抜けているし、具体的でないし。社長さんは迷ってしまいます。

この「かたさま牧場」でも、実はターゲットとしている読者があります。
1.診断士を目指す仲間、診断士の皆様
2.「うるおい新潟SNS」内の読者
3.自分の友人・知人
4.高知や新潟をはじめとした地域活性化に関心のある方々
文章を作成しているときは、無意識でも読み手を意識しています。
ただ、読み手を意識した文章を書くとなると、戦術が必要となります。
ちょっと5W1Hの視点を入れたり、ドメインを意識するだけで
文章が変わってきます。

読者の皆様には、自分の文章の変化にも気づいて、添削いただければ幸いです。

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