Saturday, August 28, 2010

毎日春秋要約に取り組んでいます。

毎日、日本経済新聞の社説「春秋」の要約に取り組んでいます。
出勤前か帰宅後に、20〜30分かけて行います。
起承転結と4段落で構成されており、筆者の主張を読み取り、40字で要約します。

朝にまとめた要約文に納得いかず、夜にやり直すこともあります。
筆者の主張ははっきりしているが、背景事情の切り出し方が難しいです。
主張が「結」の第4段落に書かれているとは限りません。また、文章の中に主張が書かれておらず、意図を読み取ることもあります。
比喩表現は正しい表現に置き換えます。

私の要約方法は以下のとおりです。
1.最初から最後まで通読する
2.声に出すつもりでじっくり通読する。教科書の音読のように。
3.段落ごとにキーとなる項目を抜き出す
4.筆者の主張を考え、書き出す
5.前段の背景事情を考え、書き出す
6.文章構成を考える
7.40字になるよう書き出す
8.推敲する

主張だけでなく、主張に至る背景事情を前段に織り込みます。
1〜8の中で、5と6に悩まされています。
特に5です。文章をそのまま引用せず、前段の文章を考えるのが難しい。

ちなみに今日の要約を恥ずかしながら掲載します。
南海特急の中で考えました。

死刑執行刑場が公開さ
れたが、今後は死刑制
度の存廃について議論
を深めていこう。(38字)

背景部分に盛り込みたい項目がまだあるのですが、主張を優先させると14字しか背景部分に回せませんでした。
もう少しバランス良く背景と主張を書きたいものです。
意識しているのが、主語と述語の関係です。
「○○は××である」
「○○が△△している」のように。
あと、「誰に」「何を」「どのように」を明らかにすることです。
「○○は△△を××している」のように。
自分の癖で主語を抜かして話すことがあるので最近気をつけています。

仕事や勉強に、この要約が役立つと信じてこれからも毎日取り組みます。
相手が目の前にいるつもりで、声に出して発表するつもりで。

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