Saturday, November 7, 2009

スポーツを通した組織論。根性だけでは勝ち取れない。

昨日二宮清純氏の講演を聴きに行って来ました。
タイトルは「勝つリーダー、勝つ組織の条件」です。

誰の話をするのかなと興味があったのですが、
1.松井秀喜選手(旬ですね)
2.川渕三郎キャプテン+アルビレックス新潟
3.鈴木大地元選手
の3段階で構成されていました。

松井選手の凄さは
「向上心」「克服心」「工夫心」が優れていることです。
苦手なインコースを克服するため、ひたすら練習で内角だけを打つ。

川渕キャプテンのリーダーシップの強さは
「情熱」「使命感」「行動力」が優れている。
前例がなく、時期尚早という意見のなか、一点突破しなければ
Jリーグは創設されず、サッカー日本代表もここまで強くならなかっただろう。
あと、アルビの集客力についての話もありました。
いわゆる無料招待の話は全くありませんでしたが。

鈴木選手は
「人事を尽くして天命を待つのではなく、天命をもぎ取った」。
数々の準備、段取りが金メダルにつながっていたとの話です。

最後に話されていた
「迷う」と「悩む」ことの違いは身につつまされる思いでした。
迷っているのは原因が他者にあり、悩むのは自分自身。
分かりやすいのは野球監督のピッチャー交代。
悩んだ結果継投に失敗したら、原因は自分にある。
迷っていて続投して失敗しても、原因がわからないまま。

自分は悩んでいるのか、迷っているのか。。

「石橋を叩いて止まる」か
「石橋を叩かず落ちる。落ちて怪我をしてから叩くことを知る」
両方の傾向が自分には見られます。全然駄目ですね。

講演を聞いて、少し勇気を持って一歩踏み出せば、
変わっていけるのではないかと思い帰路につきました。


話は変わって、今日本シリーズではなくAFC決勝戦
「ポハンスティーラーズ」VS「アルイデハド」をTV観戦しています。
理由はただひとつ。岡山一成選手がポハンに所属しているからです。

今年の元旦は国立競技場で「無職の岡山です」と挨拶していた選手が、
こつこつトレーニングを重ね、ポハンの練習生となり契約に至り、
ついにACL決勝までたどり着いたというとんでもないストーリー。
応援しない訳にはいきません。岡山劇場が見たい!!

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