Saturday, November 21, 2009

政府のデフレ宣言と日曜市。


政府の月例報告でデフレ宣言が出されました。3年ぶりです。
日経春秋でもコラムが書かれていました。
物価が持続的に下落する状況です。
日銀はまだデフレ状態かどうか明言を避けています。

高知で過ごしていると、景気が悪いというより、ずっと悪いと実感しています。
しかし街の人々は一見元気。特に感じるのは日曜市の活気です。
観光客も多いですが、地元の人々が買い物に来ています。
なんせ日曜市は「巨大直売所」ですから。

農家のおっちゃんおばちゃんが自らの生産物を並べて売る。
商品説明も「家の畑で作りました」と。
当然値切りもできます。「もうちょっとおまけして」。

値段は格段に安いです。みかん一袋200円。囲いしょうがも一切れ100円。
これもデフレなのでしょうか?
家計も厳しいですが、このおっちゃんおばちゃんを見ていると、
デフレを乗り切る方法が見えてきました。

それは「頑張らない」ことかなと思います。
日曜市のおっちゃんおばちゃんは片意地張ってません。
自らの生産物を買ってもらえる喜びが前面に出ています。
ある意味生活の延長です。
仕事と生活の境界線があいまいなのです。
農業という職業はそういう部分もあるのですが。

自分の理想も仕事と生活がシンクロすることです。
サラリーマンですが、日々の生活で感じたこと、学んでいることを
仕事としていきたいと思います。


写真のみかんは半分食べました。
一袋198円で売ってます。抜群に美味いです。
今年のみかんは豊作で値崩れしています。
生産者の方々が心配です。


明日から思いつきで岡山北部のビジネスホテルを予約しました。
雨が強くならないことを願ってます。

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