福岡の友人と別れたあと、ホテルにチェックインして着替えて
いつものようにmasseatturaで出来上がったスーツのチェック。梅雨入り時期なのに冬物が出来上がりました。
試着してみると、いつものシルエットと微妙に違います。
濃紺のスーツを着ると細く見えてしまいます。
165㎝50kg。若干の体重増減はありますが、ほとんど体型は変わっていません。
前回作った茶のストライプスーツと寸法は全く変わらないけど、細く見えるのは何故だろうか。議論が始まりました。
前後のバランスを変えたからなのか、それとも生地なのか。
今回のこだわりは、「自転車通勤でガシガシ着ても、全然へこたれない生地」と「仕事でハードネゴをするために着て行くための生地」でした。
目も詰まっているし、ふんわり感はありません。
結論としては、今までの生地はどこかふんわり感があったのではないかということでした。
自分の持つ雰囲気、強みである優しさを表現する余り、生地の選択も似通っていたのではないでしょうか。
知らず知らずのうちに、細い体型をカバーしていて安心感を持っていたのでしょう。
7年目にして新たに気づいた発見。デザインや細かいこだわり(左利き仕様など)は色々変えてきましたが、選択した生地の方向性が変わっていたのは初めてでした。
専門的には柳瀬さんの分析を改めて伺いたいと思います。
どのように表現されるのでしょうか。
早く冬になって、今日仕立てたスーツを着て仕事に行きたいです。
とはいえ、日々気を引き締め、主張することは主張し、お客様に満足と安心感を提供していくことは変わらないのですが。
内部の事務仕事のためのスーツではありません。あくまでも外回りのためのスーツ。
今後も自分の意識向上と顧客からの見え方を考えて、スーツには投資していきます。
生地を裁断し、縫製する職人さんへの感謝も忘れずに。
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